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日本放送協会の秋冬インターン体験記(記者)_No.2526

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基本情報
2021年卒|京都大学|男性|文系
他企業でのインターン
読売新聞社,日本経済新聞社
2019年12月中旬
東京都
3日間

選考情報

選考フロー

ES

提出締切時期 2019年10月上旬
志望理由、具体的に

私が記者を志望する理由は、報道は第四権力とも言われるほど社会において重要な存在であり、多くの人に必要な情報を伝達する社会貢献性の高い仕事であると感じるからです。そして中でもNHKは公共放送であり、国民から信頼されているメディアです。視聴率を狙い大衆受けを第一にした放送の必要がないため他メディアに比べ、より事実に即し多角的な視点から公平中立な報道を行っており、記者として働くにあたって理想的な環境であると思います。現状は志望する記者職の業務内容を文字の上や人の話としてしか認識していません。本インターンを通じ記者職の業務とNHKの雰囲気を自らの肌で感じとりたいと考えております。

最近興味を持った社会的出来事や疑問に思うことを上げてあなたの考えを述べよ

昨今の日韓関係の中での日韓メディアの報道内容の乖離についてです。バルブに関するWTO判決やGSOMIAなど、日本のメディアと韓国のメディアとで報道姿勢が異なることが多々あり、特に独島記念コインの発行に関する報道でそれが顕著だと感じます。タンザニア政府がコインを発行したのかどうかについては、白黒ついた事実があるにもかかわらず、その有無について日本と韓国では真逆に報じられています。メディアの役割は情報を正確に伝達することと考えますが、この件ではどちらかに不正確さがあるように思われます。誤った情報を報道したのであれば訂正などが必要ですが、両者特にそうした続報もなく一視聴者として腑に落ちていません。

今取り組んでいること、熱心に取り組んできたこと

大学では学生団体に所属し、種々のイベントの運営に取り組みました。所属していた学生団体「京都着物企画」は、「若者」に「着物」を広めるにはどのようなことを行ったらよいかという課題設定のもと、現状の問題を洗い出し、イベントを通じてその解決を目指す団体です。私は外部的には賛助金の獲得、開催場所の確保、コラボの要請など渉外業務を、内部的には団体内の仕事の割り振りやモチベーションの維持などの業務を行いました。こうした活動を通じ、企画段階にあたって、一つの問題に対し多面的なアプローチを行う力と、実行段階において計画を確かに実行する力を身に着けることが出来たと考えております。

自分をさらに成長させるためには何が必要か。理由とともに

「第一歩を踏み出す積極性」です。私は、物事の判断を下す際に一人で机に向かってじっくりと考える傾向があります。じっくりと思考することは誤った判断を減らしてくれるものとしての強みである一方で、一人机に居ては持っている情報や考え方が限定的になってしまうことにつながります。サークル活動ではメンバーと対話したり、実際に現地に足を運ぶことによって計画がまとまることも多く、外向的な積極性の大切さを学びました。まず第一歩ひとまず行動を起こすことによって、知らなかった情報が手に入り、より正しい判断が出来ることも大いにあります。正確さや丁寧さと言った強みはそのままでそうした積極性を身に着けたいと考えております。

自由記述

「歴史学を通じた論理的視点」が私の強みです。私は大学で現代史学を専攻しており、この専攻は近代以降の時代を、史料に基づく歴史学的手法によって理解しようとするものです。現代の諸問題を念頭に置き、その根っこの部分を解明することを志向しています。こうした大学での学びを通じて、単に現代を理解する教養が豊かになっただけではなく、史料を地道に読み込み、憶測でない客観的な結論を順番に導き出す手法の繰り返しによって、文脈を把握して物事を理解する論理的思考が養われました。記者職の業務は取材して得た情報を正しく伝えることであり、そうした仕事では、情報を文脈の中で丁寧に理解するこの能力が活きると考えております。

エントリーシート記入時に注意した点やアドバイス

なぜそのサークル活動なのか、研究なのか、面接で自分の一貫性を話せるエピソードを選んで書いた。ESの時点ではつながってなくても面接でつなげて話せるように

1次面接

参加者 面接官:1名 学生:1名
面接時間 15
難易度 普通
雰囲気 和やか
面接で聞かれた質問事項

サークル活動での失敗
新聞とテレビの違い
民放とNHKの違い
インターンで何をしたいか

逆質問の機会はありましたか?
はい
いいえ

最終面接

参加者 面接官:1名 学生:1名
面接時間 15
難易度 普通
雰囲気 和やか
面接で聞かれた質問事項

なぜこの大学なのか
卒論について
大学受験について
記者になりたい理由

逆質問の機会はありましたか?
はい
いいえ

選考を振り返って

インターン選考で重視されていた点はどこだと思いましたか?

記者への志望度。また、その志望が学生の人生で一貫性を持っているかどうか。面接では想定してないことも聞かれるので柔軟さも必要かもしれない。

効果があったなと思う面接の練習方法

練習は特になし。幅広く質問を想定することは大事だと思う。一問一答を作るほどではない。

面接指導官に言われた、または自分で編み出したおすすめの面接テクニック

面接だからといって決まったことを言うのはおすすめしない。雑談的な雰囲気の中で言いたいことを伝えていくことを自分は意識していた。

インターン概要

開催時期 2019年12月中旬
開催期間 3日間
開催エリア 東京都
開催場所 オフィス
職種 記者
このインターンで学べた業務内容 その他クリエイティブ系
給与は発生しましたか?
はい
いいえ

昼食費は支給されましたか?
はい
いいえ
交通費は支給されましたか?
はい
いいえ
インターン内で残業はしましたか?(自主的な追加の準備工数含む)
はい
いいえ

インターンシップの内容

テーマ

記事の執筆、立ちレポ体験

内容

1日目は講義。ニュースウオッチ9の有馬キャスター、その他の記者の講演や、NHKの報道フロア?の見学など。渋谷にて。2日目は世田谷の研修施設にて、記事執筆、立ちレポ体験。事前に記事の書き方については軽く説明あり。3日目は班ごとに記者クラブなどに分かれ見学。午後研修施設に戻り、感想の発表など。

その場での内定や本選考での1次選考免除など、インターン参加学生だけの優遇はありそうでしたか?
はい
いいえ
この企業に対する志望度は上がりましたか?
とても上がった
上がった
変化なし
下がった
とても下がった

多くの社員さんによって、丁寧にインターン生一人ひとりを見て頂けたから。人材的な余裕も感じた。また、報道機関としてのNHKの強みを改めて感じることが出来たため。

個別面談/OBOG紹介/交流会など、インターン参加者に社員や人事から連絡はありましたか?
はい
いいえ

個別にお茶に誘われ、NHKや記者職、就活に関してお話を伺う機会を頂いた。

一緒に取り組んだ学生のレベルはいかがでしたか?
かなり高い
高い
普通
低い
かなり低い

他の新聞社などのインターンや選考を参加者の殆どが経験していたため。記者への志望度が高い人しかいなかったと思う。

会社・社員の雰囲気や対応はいかがでしたか?

非常に良い。インターンの学生に対して非常に手厚い対応をしてくださる。インターン中、懇親会などで気兼ねなくお話し、疑問を都度解消することが出来る。半公共的で大きな組織でありながら、柔軟に環境の変化に適応していく風土も感じることができた。

この企業のインターンを通して学んだことを教えてください

報道に携わるということのその醍醐味や苦労が社員さんの口から直接聞くことが出来、記者への志望度が一段と上がった。活字が好きなのであまりテレビの報道を業界としてみていなかったのだが、NHKでは映像メディアに加えてWEB上で文字による発信も出来るなど、非常にやれる事が多い場所だと感じた。クローズアップ現代やNHKスペシャルなどの番組制作に関われるのも大きな魅力である。

この企業のインターンを受ける後輩にアドバイスをお願いします

報道に携わりたいのであれば、その志望度を大きく上げるはずなので是非参加してもらいたい。面接は非常に和やかな雰囲気だが、きっとしっかり何かを見られては居ると感じた。志望が曖昧な人はなんだかんだ落ちている印象なのできっちり自分の言葉で志望など話せるようにしていくと良いかもしれない。

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