- 2019年8月上旬
- 東京都
- 1日間
ES
提出締切時期 | 2019年6月上旬 |
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私の学生時代で一番のチャレンジは、3回生の冬に海外ビジネスインターンシップに参加したことです。
当時私は、ビジネス、異文化交流共に経験したことがなく、視野を広げるため参加しました。
このインターンシップでは、企業が所有するベトナムのワインバーを実際に訪れ、3人で1チームで売り上げ向上の戦略を考えました。
しかし、最初に現地に訪れた際は、言語や文化、店舗の現状などすべてが想像と異なり、何が課題なのかさえわかりませんでした。
そこで、課題を特定するために、自店舗の強み、競合、顧客のニーズを分析しました。特にニーズ調査に関しては、1日に100名の外国人にアンケートを行う等、自身の行動力を発揮しました。
また、得られた情報を分析し、仮説を立て、さらに深く調査する、というサイクルを何度も回しました。
その結果、拠点とする街には若年層の欧米人バックパッカーが多く、またワインバーというコンセプトが彼らにマッチするという可能性に気付きました。
そこで彼らのニーズを満たすため、2つの施策を行いました。
一つは、開放感を求める欧米人好みに店舗の内装を模様替えしたことです。
もう一つは、ダーツを導入したことです。この施策は、需要があるが市街の競合店舗にはないという調査結果に基づいて実行しました。
これらの施策の結果、バックパッカーの遊び場としての価値を提供でき、2週間で一日の売上を約15,000円向上させることができました。
この経験を通して、課題解決のプロセスやビジネス、特にマーケティングの面白さを知ることができました。ここでの学びを生かして将来は、大きな課題に対しても主体的にPDCAを回して解決していきたいです。
私は「螺旋階段をのぼるヒト」です。
なぜなら、私はPDCAを回すことで、一歩ずつ成長を続ける人間だからです。
この性格を最も発揮しているのは、日々の研究です。
現在私は、流体物理学研究室で、波動の理論式の解をより効率的に求められる近似の導出を目指して研究しています。
私は大学院から流体の研究を始めたため、研究室の同期に比べて流体の知識や定石となる手法の知識が不足しています。
そのため、論文を読み、数値計算のアルゴリズムを構築し、毎週の研究会で報告し、フィードバックをもとにさらに勉強する、というサイクルを繰り返すことで日々知識を深めて研究を進めています。
その結果、数値計算手法に関してほかのメンバーにない気づきを得ることができ、3カ月目で初めて周囲に還元することができました。
このPDCAサイクルを通して、課題解決能力を高め、ビジネスにいかしていきたいです。
個性を表すESでは、独自性と論理性(納得感)の両立を意識した。