- 2023年12月中旬
- 東京都
- 2日間
ES
提出締切時期 | 2023年11月中旬 |
---|
自由に取材できるとしたら、大学の教員や就職支援に関わる職員に取材したい。内容は、大学生の就職活動の早期化と大学が果たすべき役割についてである。今や、大学は全入時代とも言われるように誰でも大学に入れる時代になった。もちろん経済的状況や進路希望によって大学以外の進路を選択する人もいるが、同世代の多くが大学に行く選択をするようになったことは明らかである。ただ、大学進学をすると決めても大学に行く意味を特に見出せていない人が一定数いる。高校時代に、同級生に大学の学部の選択理由を聞いた際、就職に有利だからという人が多かった。実際に、大学卒業した人と高校卒業で就職した人とでは収入に差が出る。就職活動では、大学時代に熱心に取り組んだことを尋ねられ、サークルやアルバイトなど課外活動の経験などをアピールする。就活には、授業の成績よりも経験が重視される。大学の機能の大きなところは、多くの知見に触れて少しでも新たな見方を身につけ、社会に還元することだと思っていた。社会に批判的に観察するはずの大学が、外部サービスと協力して学生の就職を支援する。サービスを求める学生がいるのは当然だが、現在の就職活動のあり方を批判しながら一方で推し進めるあり方に疑問を抱く。実際に支援する職員や教員は、この矛盾についてどのように考えているのか知りたい。大学の持つ意義と就職支援を組み合わせたとき、新たな就活の可能性なども尋ねたい。
自分の考えを具体的に書き、何に関心を持っているのか伝わるよう心がけた。