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志望動機
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大学院での研究活動を通して、日本の製造業の技術力の高さを肌で感じてきた。一方で、その技術を活かした競争力は他国の後手に回っている印象を受けた。近年の技術は、それ単体の発展ではなく、何かと何かを掛け合わせて生まれる付加価値やサービスといったものとして求められる。そういった技術の変革期を迎えた現在の製造業においては、異業種との提携といった新たな挑戦が急務である。しかし、日本企業はインオーガニック戦略に消極的なのが現状だ。例えば、今ある技術をさらに発展させるといった場合、海外企業はベンチャーやスタートアップ企業との提携や買収を盛んに行い、その中で生まれるシナジーが技術にブレークスルーをもたらすが、日本企業は自社で解決することが多い。それ故、技術のアップデートが段階的となってしまい、これが国際市場における日本の技術競争力の低下につながっているのではないかと考える。多様な企業のハブとしてこういった課題の解決に尽力したい。