- 2021年1月下旬
- 兵庫県
- 1日間
ES
提出締切時期 | 2020年11月下旬 |
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貴社の基盤となる研究開発力への理解を深めることで、世界の食糧問題に自分がどう尽力するべきか具体化させたい。
私は学業を通して「今後の世界における食糧不足の深刻さ」を実感しており、将来は研究者として食と農の未来を支えたいと考えている。その中で貴社は天然物由来のバイオラショナル製品を始めとし、高い技術力を活かして持続可能かつ安心な農業を推進している姿が魅力的であった。また、ゲノム編集技術などの新規事業でも農業支援をされており、そのような挑戦的な舞台を広げる貴社で活躍したいと感じた。そのため業務内容や研究技術への理解を深めることで、農と化学の可能性を広げるために自分が活躍すべき形を考える機会としたい。
私の研究は「○○に向けた化学物質の機能解明」である。
現在○○の国内自給率は7%しかなく、主な原因は「湿害」や「湿害による病害」だ。○○の8割が元々水田だった土地で栽培されているからである。しかし土地は有限であり畑作地の増加は難しいため【□□】が求められている。近年○○が「△△」という構造を作る力を持つことが判明した。これは、空気中から酸素を取り込み根端に送る“シュノーケル”のような役割を果たす組織であり、湿害への対応能力を有する。しかしながらこの組織の働きに関するメカニズムは未だ解明されておらず、畑環境下での実用化には至っていない。分子機構が明らかでない一方、その組織に特異的かつ高度に蓄積する“特定の化学物質”が先行研究で発見された。しかしこの物質に関する知見や前例は無く、どのような生理機能を有しているのかは謎であった。そこで私は「この物質が、△△が持つシュノーケルの働きに深く関与している」と推測し、化学物質の機能解明に挑んでいる。0から仮説を立て検証を進める中で、発想力と根気を活かし「●●」という有力な仮説を導きだした。立証に向けて、現在は化学物質と病害との関連性を確かめる病源菌接種試験を進めており、本研究が○○開発の一歩となることを目指している。
簡潔に書くこと