- 2018年9月
- 大阪府
- 2日間
- 昼食支給あり
ES
私は、化学メーカーで働く方々の仕事は、より良い世界にするため、安全に、効率よく、良い物質を創製する仕事だと考えています。化学メーカーの仕事は、研究開発、生産技術、品質管理の3つに大きく分けられており、研究や実験をし、新しいものを創製する仕事が研究開発。大量に効率よく商品を生産する方法を考える仕事が生産技術。安全を守るため製品の品質をチェックする仕事が品質管理。この3職種が1つもかけることなく、合わさることで、世界に良いものが創り出されると考えています。そのため、どの職種の方々も、世界により良い製品を世界に送り出そうという熱意の元、化学物質を創り出し、働いているイメージです。
私の研究テーマは、「◯◯」です。◯◯の利用を最大限有効化するために◯◯の挙動を解明することが必要です。現在、化石燃料の枯渇と、その利用に起因する地球温暖化問題がクローズアップされ、再生可能でカーボンニュートラルな資源として、太陽光、風力および◯◯が注目されています。その中でも◯◯は、貯蔵性の資源であり、ケミカルスや材料へと変換することができる炭素資源という点で太陽光や風力とは一線を画しています。しかし、◯◯の熱化学変換では生成物を制御できない問題があり、この解決のために木質成分の熱分解挙動の解明が必須です。◯◯の熱分解には、一次熱分解とその生成物の二次分解により進行することが知られていますが、現在両者を厳密に区別することは困難であります。私の研究は、木材を加熱しながらIR測定を行い、各温度段階での化学変化を分析します。これにより、加熱していく中で、特徴的な官能基の変化や、構造の変化をとらえ木材の熱分解変化を分析し、その機構を明らかにすることで、◯◯発電における様々な問題を解決します。
結論ファーストで、論理的な破綻を避ける。