- 2019年9月上旬
- 千葉県
- 1日間
ES
提出締切時期 | 2020年6月上旬 |
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私は、〇〇を利用した難分解性有機物質の分解処理について研究を行っています。難分解性有機物質とは、芳香族化合物などの自然の浄化作用では分解不可または分解に長期間要する物質です。所属研究室では、酸化剤として過酸化水素を用いた〇〇と、〇〇触媒を用いた〇〇を併用して難分解性有機物質を分解する〇〇法を開発しました。〇〇とは、〇〇で酸化剤を用いて有機物質を分解する方法です。そして、〇〇は〇〇などの〇〇触媒と〇〇を用いて分解する方法で、どちらの方法も強い酸化力を持つ〇〇を生成することで分解が進行します。しかし、この併用分解法では分解過程で生じる反応中間体の分解が進みにくいという問題がありました。そこで、私は〇〇が過酸化水素と反応することでヒドロキシルラジカルを生成することに着目し、上記の併用分解法にさらに〇〇反応も併用することで、さらなる高効率な分解を実現しました。しかし、実際には難分解性有機物以外にも他の共存物質が存在することが考えられ、共存物質が分解反応に与える影響も考慮する必要があるのではないかと思いました。そこで、現在は河川や湖などに広く存在し工業廃水にも含まれる〇〇を共存物質のモデルとして用いて、〇〇反応と〇〇反応および〇〇反応を併用した分解法に対する〇〇の影響について検討しています。
私の強みは、「目的達成のために多角的なアプローチができる」ことです。私の行っている研究は、必要なデータ数が非常に多く時間がかかりすぎるという問題点がありました。そこで実験効率を上げることが時間の節約に繋がると考え、同時にできる作業を細かく記した計画表を作成しました。計画通り行うことで実験時間を1時間程度短縮できるようになりましたが、それでも卒業論文の期限までに必要なデータを集めることは困難でした。そこでプログラミングを用いれば分析時間も短縮できるのではと考え、プログラミングのオンライン講座を受講するようになりました。これによって、グラフ作成やデータ整理の時間はほとんどなくなり最終的に目標のデータ数を集めることができました。このように私は目的達成の為に、綿密な実験計画をたてるだけでなく化学分析にプログラミングの技術を応用するという多角的なアプローチをすることができます。
貴社のインターンシップに参加したい理由は2つあります。1つ目の理由は、貴社の掲げる「KAITEKI」というビジョンに共感したからです。私は、将来のキャリアについて真剣に考えるようになってから就職し仕事をするのならば「人々の幸せに繋がるようなことをしたい」という理想を持つようになりました。そして、環境問題や社会問題の解決だけでなく社会そして地球の持続可能な発展を目指す「KAITEKI」は、私のこの理想を現実にする考え方だと思いました。したがって、社員の方との交流や実際の業務を行う中で、貴社の「KAITEKI」ビジョンを肌で感じ理解を深めたいと思っています。2つ目の理由は、インターンへの参加を通してアカデミックな研究と企業での実務の違いを体感したいと思ったからです。私の行っている研究は、基本的にはラボスケールで行っていますが、工場で使用することを念頭に置いたベンチスケールの装置の考案も行っています。しかし、実現に向けてコスト面や効率性において問題があり実現にはまだまだ時間がかかります。第一志望のテーマでは、化学プラントのコスト削減や能力向上についてのアプローチ法を学べると考えました。貴社の高い技術力を持つ社員の方の思考法やアプローチ法を学ぶことで私の研究の問題解決に繋がり、さらに自分の学んできたことの何が通用し、これからどんな技術・考え方を身につければよいのかを実務を通して感じられると思いました。
自分だけのオリジナリティを表現することを意識した。誰にでもわかるように研究概要を説明した。