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提出締切時期 | 2023年6月下旬 |
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「○○する能力」だと考える。
10年後の2033年には世界人口は増加する一方で日本の人口は現在より約一千万人減少する見込みのため、業務の維持ないし拡大のためには、世界を市場として独自の技術やサービス力を武器に、得意の専門分野で勝負することが定石だ。
また製薬企業では、今後対象となる疾病等はより細分化・難化し、効能以外の要求(服用のしやすさ、副作用の無さ)等も一層高まる他、開発の速さも求められると思う。~
まず1点目は「個別化医療の実現のための治療法や薬剤の需要増大」である。個別化医療の発展には遺伝子解析やバイオマーカーの活用といった高い技術・知識や、RWDを活用して患者情報を広範囲で集めることなどが重要となる。ただ倫理的な課題や、情報を扱うセキュリティ問題等の社会的課題も残る。
2点目は「AIの医薬品開発への参加」だ。薬価改定や開発研究費の増加によって予算が限られ、また新薬創出が高難度化している中で製薬企業が収益を上げるためには、効率よく新薬の研究開発を加速させ革新的な新薬を上市し続けることが重要である。そこで、基礎研究から承認までのAIの介入による予算や期間の短縮や成功確率の向上、RWDを活用した希少疾患の臨床開発での対照群比較等にかかる時間の大幅な短縮等が期待されている。また創薬の段階のみならず、患者へ渡ったあとの評価等でもデジタルの活用の幅は広い。これらの技術により、更に医療の質は高まると思う。
貴社は難病・希少疾病領域において、豊富なパイプラインや強い創薬基盤を持ち、核酸医薬品や低分子医薬品の創薬に加えて新規モダリティへの取り組みにも挑戦的な企業である。また製薬企業としての高い技術力を活用して医薬品事業のみならず機能食品事業にも注力されており、ヘルスケア分野でも人々の健康やQOLの向上に貢献されている。新薬創出のハードルが高まる状況でも年平均1品目以上の新薬を作り出している貴社のその挑戦心、技術力は唯一無二であると思う。
私が貴社のインターンシップに志願する理由は2つあり、1つ目は企業としての魅力だ。私は大学で○○に取り組んでおり、○○の薬剤について調べる中で、まだ薬がない疾患が多くあることや小児向けの最適な薬物含量・剤型等の製剤がまだ不十分であることを学んだ。それらを解消するべく将来も○○をはじめとした様々なアンメットメディカルニーズに関わりたいと強く思っているため、「ひとりのために本気になれるか」というマインドを持つ貴社に共感できる。また貴社のその効率的な医薬品開発や長年にわたる価値提供の継続の背景には、研究から承認、発売後に至るまで、独自のポリシーや職種間の優れた連携があると確信している。それらをこのインターンシップの機会で学びたい。
2つ目は貴社の各職種について理解を深め、求められるスキル等を知りたいからだ。現段階では、新薬開発に幅広く携わることができる臨床開発職に魅力を感じているが、貴社の各職種の紹介ページを拝見し、それぞれの特有な活躍分野ややりがいのあるMAや学術職にも興味が湧いている。本インターンシップを通してそれぞれの職種の業務内容を肌で学び、理解を深めたい。その上で自身の適性を見極め、貴社の一員としてどのような形で人々の健康に貢献できるか、将来のビジョンを明確にしたい。
ひとつひとつボリュームのある質問であったため、初見で読みやすい文章かどうかを重視した。