ＮＥＣソリューションイノベータの夏インターン体験記(SE)_No.14525

InnovatorsCamp in Summerと称して、SEの業務体験を行う。

合計三日間あるインターン。初日は挨拶と会社紹介の後、本題のグループワークに入る。ITを用いた新規事業を考える。
二日目はワークの続きを行う。使用する技術を列挙するだけでなく、どのような機能を作るのかなど、具体的な案が要求される。3日目はパワポ作成と発表、社員の方も多く参加し、フィードバックを貰える。ワーク中は常に監視されているが、逆にいつでも助けを求められる。

一部の優秀者はリクルーターがつき、面談が何回かある。

職場の雰囲気としては申し分なかった。社員全体で仲が良く、若手の人も一生懸命新たなプロジェクトに参加したり、自己学習に励んでいるようであった。一方で給料など福利厚生面では他社に大きく劣るため、滑り止めという感覚だった。

地方国公立大学や有名私立大学から来た人が多い印象。特にレベルが低いわけではないが、多くの人が就活始めたばかりの時期であるため、グループワークで詰まるところはあった。しかし、どの人も積極的に参加し、成果を出そうとする気概を感じた。

業務中でありながら、質問をすると適宜アドバイスをくれるなど対応はかなり親切だった。

チームメンバーのITへの理解度が高いと、適当な技術案を出したり、より実現性のある提案をすることができるようになる。そのため、充実度合はチームメンバーに依存するといっても良い。こうしたテクノロジーに疎いチームは、なかなか議論が進まないと思う。

インターンを通して、グループワークの進め方について理解を深めることができた。あまり意見がでないなら積極的に案をだしたり、議論の停滞や反論があっても、冷静に意見を整理して次にやるべきことを提示するなど、問題対処のやり方を学べた。

ESだけ、さらには募集人数もかなり多く、参加しやすいインターンである。その割には3日間議論づくしの濃い時間を過ごすことができるので、グループワークの練習として参加してみるのも一つの手だと思う。会社の雰囲気は十分なほど感じることができるので、ホワイトな環境、社員同士和気藹々とした環境を求めている人は、ぜひ参加してみると良い。