- 2018年12月
- 兵庫県
- 1日間
- 交通費支給あり
- 昼食支給あり
ES
居酒屋でのアルバイトにおいて、バイトリーダーとして全員の意識統一を進めていった結果、接客の良さを評価する居酒屋甲子園という大会で前年圏外の店が関西9位になることに貢献した。
バイトリーダーに任命された当時、お客様のことを第一に考えて働いているアルバイトが少ないことに問題意識を持っていた。最初の2ヶ月程は気負いすぎて指示をするばかりで状況を改善できなかった。オーナーに自分をリーダーにした理由を聞くと「皆が話やすい空気があるから」と言われ、長所を生かせずに自分の意見を一方的に押し付けていたことに気付いた。そこで、全員が意見を言いやすい環境作りを通して問題を改善するために、以下の三点の行動をとった。
一点目はアルバイトとの意思疎通の方法を工夫した。まず自分から仕事の悩みや考えを話すことで相手も意見を出しやすくした。またそれをアルバイト全員で共有する場を定期的に設けた。
二点目は社員とアルバイトのパイプ役になった。社員とアルバイトの思いのずれをなくすため、アルバイトからの意見や営業中に気付いたことを社員に伝えて、それに対する社員の考えをアルバイトそれぞれに還元した。この結果、意見が言いやすく働きやすい職場環境になった。
三点目はリーダー制度を導入した。主要な仕事にリーダーを作り、アルバイトが月替わりで担った。この結果、全員が当事者意識を持ち、お客様目線で働くようになった。
以上の行動の結果、全員の意識が統一され、関西の200店舗以上の中で第9位になることができた。
私は社会人になってからも全員が働きやすくなるように先頭に立って行動をとるリーダーになりたいと考えている。
一対三で指導する塾講師のアルバイトにおいて、深く考えられていなかった生徒の組み合わせ方を変えた結果、時間を最大限利用した効率的な授業が可能になった。
勤務し始めた当初、生徒の組み合わせは生徒同士の仲良さと小中高校生の違いをもとに決められていた。学年や指導教科に一貫性がないため、指導効率が悪く授業時間を最大限利用できていなかった。また、指導教科や指導範囲のばらつきによって前準備に長い時間を要していた。しかし組み合わせ方を改善するよう塾長に提案した人はいなかった。私は試用期間中であったが、改善に向けて以下の二点をもとにする決め方を提案した。
一点目は学年と指導教科を一貫することだ。三人同時にみる効率的な指導が可能になるとともに、学年による指導量の偏りもなくなる。さらに前準備も以前より効率的にでき準備時間の削減につながる。
二点目は指導範囲を合わせることだ。生徒ごとに進捗度が違うので学習範囲が異なるのだが、同じ範囲を学習する生徒でまとめることによってより効率的な指導をすることができる。ここで生徒の指導報告書を利用し、進捗度欄の記入を講師の中で徹底することで学習範囲を把握する。さらに新たな組み合わせによる不仲などの問題を防ぐため、生徒同士の関係性をまとめる報告書を新たに作成する。
この案が塾長に認められ実行したところ、時間を最大限利用した効率的な授業ができ、半年後に約300校舎中で最も成績が上がった生徒を輩出した。さらに、指導に対する満足度の飛躍的な向上もアンケートで確認された。
この経験から、誰も行動を起こさないことでも率先して行動を起こすことが大事であると再確認した。
面接で話すときのことも考えながら内容を考える。