- 2021年12月中旬
- オンライン
- 2日間
ES
提出締切時期 | 2021年10月中旬 |
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私のこれまでの大きな決断は、大学の学科選択です。徹底的な自己分析によって決断しました。当初、私は数学科に進学しようと考えていました。高校1年次に、県内6位の成績を残すほど得意な科目であり、より高いレベルで学びたいと思ったからです。しかし、高校2年次から化学を学び始め、化学反応によって新たなモノを作り出す点が魅力的だと感じ、化学科に進学したいという思いが芽生えました。特に、化学実験でナイロン6,6を合成した際には、身近な化合物が化学反応によってつくられ、社会の役に立つことを実感しました。ここで、それぞれに進学したい理由を振り返ると、数学は、他の科目でもできるような理由であったに対し、化学は、他の科目ではできない独自の理由であることに気付きました。このような自己分析により、化学反応で社会の役に立つ化合物を合成する、という化学にしかできない魅力に気づき、化学科に進学することを決断しました。
私が情熱を持ってチャレンジした経験は学部四年次の研究活動です。私が所属する研究室は私が配属される年度に教授が代わり、新体制となりました。その新研究室立ち上げの作業やコロナ禍による活動自粛によって、例年よりも約4ヶ月も実験の開始が遅れました。そのため、卒業論文発表を他の研究室の学生よりも良いものにするためには非常に効率よく研究を進める必要がありました。そこで私は、研究を効率よく進めるために、卒論発表の時期から逆算し、一週間、一ヶ月単位で目標を設定しました。それにより、日々すべきことが明確となり、実験がうまくいかない際にも、その都度目標を見直すことで、大きな時間のロスをすることなく研究を進めることができました。その結果、卒論発表を良いものにするだけでなく、学会で発表できるほど、研究を完成まで導きました。
わかりやすく簡潔に書くことと、複数人にチェックしてもらうこと