基本情報
2025年卒|大学名非公開|性別非公開|理系
満足度
4
- 2023年12月上旬
- オンライン
- 2日間
ES
提出締切時期 | 2023年10月中旬 |
---|
リチウムイオン電池の材料である、電解質の性能を改善する研究を行っています。現在電池に用いられている低分子化合物を含んだ液体電解質は、発火や液漏れなどの危険性があります。そこで、難燃性で液漏れしない固体の高分子電解質が注目されています。しかし、高分子電解質は電気の流れやすさを示す、イオン伝導率が低いため実用化されていません。また、高分子材料の多くは石油由来であり、将来的な資源の枯渇や環境への負荷が懸念されてます。そこで、優れたイオン伝導率をもち、持続可能性の高い植物由来物質を用いた高分子電解質の創出を目指しています。研究の中で、高分子の柔軟性がイオン伝導率の向上に寄与することが明らかになりました。現在は、柔軟性を高める分子設計に取り組んでいます。この研究が成功すれば、スマートフォンやモバイルバッテリーの発火を防ぐことができ、人々の安全を守ることで社会に貢献できると考えています。
制限文字数内で端的にわかりやすい文章を心がけること