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提出締切時期 | 2021年11月中旬 |
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大学院では「気候変動問題の枠組み内において“悪者”とされてきた石油産業界の 『更生史』を編む」と題し、グリーン資本主義という社会的風潮が石油産業に与えた影響について研究している。本研究では、(1)石油産業は本当に環境問題における“悪者”であり続けているのか(現状の分析)、(2)「“花形産業”だった石油産業が(特にグリーン資本主義の潮流の中で)“斜陽産業”として扱われていく」という変化の中、石油産業はその状況にどう対応・適応してきたか(変遷の分析)、の2点を明らかにすることを目的としている。その上で、ある産業が社会変化の中で向かい風を受けつつも社会的に“更生”していった過程を「問題産業の更生史」として編み、理論化することを最終的な成果として想定している。
このテーマを選択した背景は、昨今のグリーン資本主義下における「言説と現状のズレ」を感じたことである。グリーン資本主義は「商品選択を通じた淘汰」によって環境配慮製品・行動の普及を強化しようとする点が特徴で、こうした淘汰を現状最も強く受けているのが化石燃料産業である。例えば「化石燃料由来の商品からの撤退やダイベストメントを通じて、石油産業を一刻も早く衰退させることが必要である」などの言説がある。しかし私は、非財務情報開示プラットフォームを提供する国際 NGO「CDP Japan」 でインターンシップをする中で、こうした言説が現実を正しく反映していないのではないかと疑問を抱いた。なぜならば、石油産業から「エネルギー産業」へ転換し再エネ促進に従事した企業や、植林をはじめとしたCSR活動により炭素をオフセットしている企業の例を目にしたためである。こうしたズレに対する違和感を基に「現状は本当はどうなっているのか」を明らかにするため、本研究を始めた。
本研究は「『石油=悪』では必ずしもない」という、一見グリーン資本主義の主流に逆らっているように見える論を展開しながら、グリーン資本主義が石油産業の「更生」に与えた影響の経路を追うことで、グリーン資本主義が気候問題解決に貢献した要素を抽出する点に独自性がある。
筆記・WEBテスト
テストの種類 | 受験場所 | 詳細 |
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その他 | 自宅 | GPS |
GD
開催時期 | 2021年12月中旬 |
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開催期間 | 5日間 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | オフィス |
職種 | コンサルタント |
このインターンで学べた業務内容 | コンサルタント |
インターンシップの内容
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