デンソーの秋冬インターン体験記(営業職)_No.710

デンソーおよびデンソーの事務系社員の役割を営業職の観点から考える。

1日目: パワーポイントや社員の方のお話を通じてデンソーについての歴史、大切にしているスピリットを学んだ。1日目の終わりに座談会がオフィスで開かれ、かなりフランクに社員の方と対話が出来た。(インターン生との情報交換にも役に立った)
2日目: デンソーの国内営業社員の立場から製品を役員に提案するグループワークを行った。グループワークは3つのケースについて行い、それぞれ1時間弱で短いプレゼンを完成させた。なおグループワーク時およびプレゼン時はかなり社員の方が注意を払っており、何かをパソコンにメモしていた。
3日目: 海外営業についてのグループワーク。デンソーが過去に経験した状況からあなたはどの国に進出すべきだと考えるかについて議論。なお、正解はないため、いかに論理立ててプレゼンを行うかが見られている気がした。

インターン生の中から、さらに特別インターンシップという形で本社での懇親会の機会があった。そのインターンシップの応募にもエントリーシートがあり、自動車業界の未来や自分が実現したいことについて1,000字で述べよ等。

一部のインターン生は本選考の一次面接が免除で、5月半ばに最終面接で内々定がもらえる。社員面談の機会も数回もらえると聞いた。

学歴は基本的に高い(MARCH以上)ため、割合的に頭のキレる学生も多いと感じた。

選考の一部というよりは、(学生の素を見たいという意図があるのか)基本的には手厚い歓迎ムードなので、緊張することもなく、総じてインターンを楽しめた。一方、プレゼンやグループワーク中は人事の方がしっかりと評価をして、学生の質を見極めている気もした。

他のインターン生や人事の方と話し、将来の明確なビジョンを持つことが重要だと実感した。営業に関してのグループワーク自体は、実際の営業の役割を理解することには繋がったが、個人的に大きな学びはなかった。
デンソーは会社説明会がWEB公開で情報が限られているため、デンソーという会社を知る上でインターンは非常に役に立った。

企業研究や選考を優位に進める目的での参加であれば非常に役に立つと思う。選考の過程では全て、自分の性格や役割を重視して見られるため、会社の色と合わないと選考を進めないように感じた。デンソーのインターンは、同世代の学生と語り合い刺激し合う機会にもなるのでその点はおすすめできる。