- 2021年8月下旬
- オンライン
- 1日間
ES
提出締切時期 | 2021年8月中旬 |
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私がヒットすると思うのは、バーチャル空間ライブです。私は今後のキーワードは、エンタメ界のDXと脱・孤立化であると考えます。コロナによってデジタル化や孤立化が加速しましたが、アプリclub houseが流行したことからもわかるように、常に人と繋がれる空間は魅力的な要素をもつと考えられます。そこでエンタメ界でも、例えばオンラインでバーチャル世界に入って歌やMCなどのライブ活動を気ままにし、投げ銭システムでお金も発生させるといったエンタテイメントが流行するのではないかなと思いました。
私が考えるヒットの定義とは、「多くの人々」に「感動・影響を与え」、その心揺さぶられる感覚が「広まる」ことです。なぜなら、今はモノの消費からコトの消費に変わっており、数字だけではその生み出したものの価値がわからないからです。SNSの発達、多様化により人々のエンタテイメントの享受の仕方にも変化が見られるようになりました。特に若い世代はCDなどのモノを買わなくとも、エンタメを楽しむようになったことから、「記録」よりも「記憶」に残ることのほうが大きな価値があると言えます。つまり、受け手の感情を揺さぶることが大切なのであり、それによってSNSなどで広まる可能性が高まるということです。実際、ピコ太郎は多くの人々の記憶に留まったことによるSNSの拡散が、ジャスティン・ビーバーにまで届いたことで、更にSNSによる広がりを見せました。このように、広がりを生む多くの人々の心にいかに届くかが大切であると考えます。
まず大まかに言うと、R&BもしくはHIPHIP調の曲で、人々を段階的にわくわくさせながらヒットさせたいです。これは私のヒットさせたいアーティスト像と関係しています。私には、社会現象を引き起こすくらいの"カリスマ"と呼ばれる若い女性アーティストを生み出したいという思いがあります。例えば、安室奈美恵や宇多田ヒカルのような誰もが名前を知っていて、曲も歌えるような、そして同性からも支持されるアーティストです。なぜかというと、近年そのような圧倒的カリスマとして注目される女性アーティストがいない、または人気が出づらいように感じるからです。日本の女性アーティストといえばどんなに歌やダンスが上手でも、可愛らしさを持つアイドルに勢いが負けてしまい、なかなか売れない風潮があると思います。しかし、私はここ何年かの間でそのような流れが変わる兆しが出てきたように思います。その理由としては、今まではあまり多くの人々に注目されてこなかったHIPHIPやラップの曲がtiktokで流行るようになったり、テレビなどのメディアにおいてもそれまでアンダーグラウンドで活躍していたアーティストたちが出演し始めているからです。私はこの流れをうまく利用して、第二の安室奈美恵、宇多田ヒカルと呼ばれるような、R&Bや聴くと軽く踊りたくなるような曲を歌うカリスマ女性アーティストを誕生させたいです。そのためには圧倒的な歌唱力や見る人を虜にするダンス面のグルーヴ感も必要だと思いますが、それに加えて社会現象になるような最先端でかっこいいオーラも大切だと思います。また、「コロナ世代」と呼ばれるであろう私たち若い世代に刺さるためには、少し反抗的な歌詞で新しい時代に引っ張っていくようなメッセージ性も含んでいるといいと思います。そして、どのようにヒットさせるかということに関しては、デビュー前だったら最初はシルエットだけのMVを出して徐々に顔を出していったり、新曲のリリースだったらビートや、メロディ、歌詞だけを徐々にYouTubeやSNSで発表していったりと、段階的に人々をわくわくさせたいです。このように徐々に出していく方法は、そのアーティストにそれまで興味がなかった人にも注目してもらえるのではないかなと思います。多くの人に気になってもらうきっかけを作り、応援していて楽しいと感じるようなワクワク感を大切にしたいです。
人事の方が説明会のときに、分かりやすく伝えることが重要とおっしゃっていたので、文を長くしすぎず論理的に自分の意見を書くことを意識しました。