アビームコンサルティングの秋冬インターン体験記(戦略コンサルタント)_No.600

某小売企業の今後の戦略を立案せよ。

1日目はドキュメンテーション講座やプリンシパルからの話があったのちにグループワーク。2日目から3日目の午前まではずっとグループワークで, 3日目の午後に各グループのプレゼン。グループワーク中はメンターが時々来て助言をしてくれ, また終了後には個別のフィードバックもあった。

優秀と認められた学生は後日面談があり, 戦略コンサルタントとして内々定が出た。それ以外の学生は本選考で面接からという優遇が与えられた。

メンターの方を含めとても優秀な社員が多いと感じたため。

本選考優遇の連絡

参加者は皆優秀であると感じたが, 他のコンサルティングファームのインターンに参加した学生とは性質が少し異なっていたように感じた。恐らくケース面接などの代わりに人事との面接を行なっていたために, 他のファームよりも人格も重視されていたためではないかと考えられる。

ワーク中のメンターのフィードバックはとても厳しく的確であったが, 昼食時やインターン後の打ち上げではとても和やかであったため, オンオフの切り替えの上手い社員が多いと感じた。全般的に接した社員の方は皆穏やかで人当たりの良い社員であり, 雰囲気の良い会社であると感じた。

1つは自分の実力の未熟さに気づけたということ。穏やかな社風であるためインターンもそうした雰囲気であると思っていたが, そんなことはなく終始厳しいフィードバックを受けていた。しかし, 的確なフィードバックによって自分の思考の短所に気づくことができたため, 成長できたと感じた。
もう1つは戦略コンサルタントとしての心構え。単なる経営コンサルタントではなく戦略の立案社として企業の未来を考えることの難しさを学べたと思う。

インターンの選考では, 他社の選考に通っているような人でもESやSPIの段階で落とされていたので, そうしたところで手を抜かず企業研究などをすれば良いと思われる。また, ワークショップでは自分の発表よりもむしろ他の班員の発表に気を配って的確な質問を考えることが重要ではないかと思われる。