年 | 2008年 | 2009年 | 2010年 | |||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
月 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 |
資料請求・プレエントリー | ||||||||||||||||||||||
エントリー | ||||||||||||||||||||||
セミナー | ||||||||||||||||||||||
筆記試験 | ||||||||||||||||||||||
面接開始 | ||||||||||||||||||||||
最終面接 | ||||||||||||||||||||||
内定(内々定) |
内容 | 「あなたの強み」 「任天堂の志望動機」 「入社後の抱負及び将来の夢について」 「学業以外に特に力を入れたこと」 「パソコンの使用ソフトや使用期間、プログラムの経験について」 「課外活動について」 「アルバイトについて」 「あなたのエンターテイメント」 それ以外に学歴、資格、他社の状況等を書きました。外国語(英語以外の言語も含む)の実力は他社に比べかなり重視されているみたいです。 |
---|---|
形式 | 指定の用紙に手で記入 |
選考との関係 | 無関係だった |
---|
接触 | ない |
---|---|
面談内容 | リクルーターは存在しません。また理工系やデザイン、サウンド系の人も学校推薦や教授推薦は一切なく、全て自由応募です。 |
形式 | Webテスト |
---|---|
課目 | 英語/数学、算数/国語、漢字 |
内容 | 英語…長文問題が中心。問題数が非常に多く、相当英語力があっても時間が足りません。 数学…大学受験で数学を選択していれば易しいですが、そうでないならば問題集等で対策しないと厳しいでしょう。 国語…長文問題が中心。急いでやればギリギリ間に合うと思います。 |
雰囲気 | 和やか |
---|---|
質問内容 | 0 書類審査 任天堂は書類審査が大変厳しく、東大生や京大生であっても相当数が落ちるそうです。自分の言葉で働く熱意を、他人と差別化する内容で任天堂にぶつける気概を以って書かないと突破は難しいと思います。英語力は他社に比べて評価のウエイトが大きいので、早い段階から英検なりTOEICで自分の英語力を客観的に証明できるものを用意した方が良いでしょう。ただ、任天堂は英語が得意な人が集まりやすいため、英検準1級やTOEIC800点くらいではなかなか評価されないと思います。 1 筆記試験 1次面接の前に実施されます。関東と関西で2日ずつ実施されますが、日によって内容が違うみたいです。 「日本全体で一年間に売れる宝くじの枚数は何枚か」 「メタボリック・シンドロームを解消する工夫」 「『職業とは何か』という文庫本の要約」 別日程の問題 「日本全体で一年間に売れる栄養ドリンクの本数は何本か」 「ペン習字を世界中で普及させる工夫をあげなさい」 2 1次面接(若手の面接官2、学生1) 「学生時代に力を入れて取り組んだことは何か」 「入社後はどんな仕事がしたいか」 「『夢を育み、感受性を刺激し、人の優しさや可能性を見出せるようなゲーム』とは具体的にどんなゲームか」 「最後に何か質問はあるか」 全てエントリーシートに沿った内容で、雰囲気も非常に和やかでした。学生を大切にし、学生の良さを最大限引き出そうとしていることがうかがえました。 3 2次面接(中年の面接官2、学生1) 「1次面接の担当者から、あなたは(1次の面接官が評価した私の長所)と書かれているが、それについてどう思うか」 「あなたの短所は何か。ただし、裏返して長所になるものは短所に含まない」 「筆記試験で最も面白かった問題と、つまらなかった問題は何か。またその理由は?それから筆記試験の手応えはどうか」 「どんな人と一緒に働きたいか。また、もしあなたの周囲の人がその様な人でなかった場合、あなたならどう接するか」 「どんな生き方を尊敬するか」 「最後に何か質問はあるか」 エントリーシートに沿いながらも、変化球の様な質問が多かった様に思います。雰囲気は和やかではありましたが、1次面接程ではありませんでした。1次面接よりも学生の内面やポテンシャルを測ろうとしている様でした。 4 最終面接(人事部長、年配の社員1、若手社員1に学生1) 「どうして今の学部を選んだのか」 「事務職を希望しているが、機械工学や電子工学を学んで理工系で任天堂に入社しようとは考えなかったのか」 「英語が得意みたいだが、どの様に勉強したか」 「任天堂が第一志望か。他者と迷っていないか」 「地元の御両親は実家に帰って来て欲しいと思っていないか」 「これまでに挫折は経験したか」 「150単位以上修得しているが、卒業は大丈夫か」 「営業に固執しないか。他の部署に配属されても大丈夫か」 よくある質問に意思確認の質問が織り交ざっていました。雰囲気は最終とは思えないほど和やかでした。一部で「任天堂の最終は意思確認」という噂もありますが、気を引き締めて臨んだ方が良いでしょう。ただ、人数的に最終の倍率が2倍を超える事はないと思います。(今年の傾向が続けばですが) |
回数 | 3回 |
OB/OG訪問は | しなかった |
---|
内容 | ・ゲーム会社を目指すからには、ゲームを楽しむことが一番大切だと思います。特に「マリオ」「ゼルダ」「ポケモン」「カービィ」「ドラクエ」などのメジャーなソフトに関しては、基本的なことは押さえた上でどれかのゲームを自分の体験とリンクさせて話せるようにしておくと良いと思います。 ・任天堂関連の本が数冊出ているので、それを丁寧に読みましょう。任天堂の歴史や展望を知っておくと志望動機等で大変役立ちます。逆に、面接やエントリーシートで勉強不足を露呈すると致命傷になりかねません。 ・ゲームショップに頻繁に足を運びましょう。その際はユーザーの視点のみならず「作り手の視点」からゲームを眺める工夫をしておくと良いと思います。 |
---|
拘束や指示 | 一切なし |
---|---|
通知方法 | 電話 |
タイミング | 予定通り |
コメント
それから任天堂は代替する様な企業があまりないため、どうしても任天堂に入社したい学生は背水の陣で戦うことになります。ただ、任天堂の入社試験の際に役立つのは必ずしも任天堂に関する知識のみではないと思います。案外全くの他業種の会社を訪問した際に、ダイヤの原石が転がっているかもしれません。本質をつかみ、一見価値が無い様に見えるものを価値あるものと見抜ければ、それは任天堂に限らず多くの会社の入社試験を突破する際の糧になり得るのではないでしょうか。