- 2023年8月上旬
- オンライン
- 2日間
ES
提出締切時期 | 2023年7月上旬 |
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投資銀行業務、特に資金調達について理解を深めるためだ。
私は学部時代の研究活動の経験より投資銀行を志望している。学部での研究活動中、私を含め研究チームのメンバーが資金不足を原因としてテーマ変更や実験データ不足を余儀なくされてしまう事態があった。それを解消するため企業との共同研究を通じて資金を獲得した。これにより、私が当初やりたかった研究テーマに取り組むことができ、研究の幅が広がった。しかし、それよりも研究室のメンバーが獲得した資金を使って研究している姿を見て、大きな充実感を得た。この経験からチャレンジする人や組織を資金面でサポートしたいと考え、資金調達に興味を持った。
そして、今回のインターンシップを通じて業務体験、社員の方との交流を行い自分なりの業務への仮説を検証したいと考えている。これにより、業務理解を深めるとともに、自己成長に繋げていきたい。
研究テーマは絶縁体が半導体に変化するメカニズムの解明である。
この研究の目的は上記のメカニズムを解明することによって、将来的な新規半導体の開発に貢献することである。
私が対象にしている物質は通常、絶縁体である。しかし、極めて微量の金属を加えるだけで、半導体の性質を帯びる。そして、このメカニズムは未だに解明されていない。現在、その原因については2つの仮説を立てている。
1つ目は不純物で極めて電気を流しやすい物質が析出しており、それが絶縁体の表面に拡散することで電気を流している可能性である。2つ目は、絶縁体の結晶構造の中に金属が侵入し、それが電気を運ぶ役割を担って、電気を流す要因になっている可能性である。
仮に2つ目の仮説が正しいと証明できた場合、大きな学術的成果である。
今後実施しようと考えている分析方法は2つある。1つ目はX線を使った複数の測定を通じた分析を行っていこうと考えている。これにより絶縁体中の不純物の有無を確認し、1つ目の仮説を検証したい。2つ目は高性能な顕微鏡を使用し、絶縁体中の電子ならびに金属の状態を確認することで2つ目の仮説が正しいのかを確認したい。
私が力を入れて取り組んだことは○〇に関する共同研究プロジェクトだ。この際、急な研究方針の変更に対応し○○に改善させた。
このプロジェクトは当初3か月で実験データを出し、論文を書く計画をしていた。しかし、2か月が経過した時点で当初予想していた成果を得られなかった。そこで、急遽研究方針を変更し実験を再開した。
ここでの課題は2点あった。1点目はデータ量を確保するために実験量を今までより増やすことだ。2点目は私自身が新しい研究テーマについて知識が乏しかったことだ。前者に対しては事前にいつ、誰がどの実験装置をしようするかを決定し、装置の待ち時間をなくすことで実験を効率化させ、達成した。後者には関連論文を毎日3報以上読み、先輩方と議論を重ねることで対処した。
その結果として約1か月という期間で成果を出すことができ、上記の○〇を実現した。
結論ファーストで書くことを意識した。またなるべく専門的な言葉を使わずに分かりやすい言葉を用いて文章を書くようにした。