- 2022年8月下旬
- オンライン
- 2日間
ES
提出締切時期 | 2022年5月下旬 |
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卒業研究でウィルコクソンの符号順位検定という統計的手法を用いた。
この手法はデータ間における中央値の差を検定するものである。
例を用いて説明する。
条件Aでのデータ: 5,4,6,6,7,5,6,5,5,5,4,6
条件Bでのデータ: 7,5,6,7,7,6,6,7,6,6,7,7
対応するデータの差の絶対値 Xi を求める。 X1= |5 - 7|, X2 = |4 - 5|, … X12 = |6 - 7|
絶対値Xnを小さい順に並べ替え、順位を割り当てる。同じ順位を持つ場合、順位の平均を計算し各要素に割り当てる。
その後、統計量w1とw2を求める。
統計量 w1はai > bi が成立するときの順位の合計値であり、w1 = 0
統計量 w2はai < bi が成立するときの順位の合計値であり、w2 = 45
その後w1とw2を比較し、小さい方を最終的な統計量Tとする。w1<w2 より T = 0
ウィルコクソンのサインランク表から α = 0.05、n = 12 の値 J = 8 (別途表から参照した) を統計量Tと比較する。T < J の時帰無仮説が棄却される。T = 0 < 8 より帰無仮説が棄却される。
このような統計的な手法を研究で用いた。(一部抜粋)
初めて見る内容でも伝わるような言葉選びを意識した。