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創業から25周年、揺るがぬ信念。
常に「人と向き合うIT」がベースに。
※本記事は、2024年11月7日記事公開の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
みん就『2025年卒 IT業界新卒就職人気企業ランキング』にて、「社会に役立つ仕事ができそう」「教育研修が充実していそう」「インターンが魅力的だった」と多くの項目で見事2位(※1)となったニッセイ情報テクノロジー。そこで同社に、採用活動や入社後の教育体制などについて話を伺いました。
(※1)2025年卒結果 IT業界新卒就職人気企業ランキング
・仕事の魅力:https://www.nikki.ne.jp/rd/174813/
・働き方の魅力:https://www.nikki.ne.jp/rd/174815/
・採用広報の魅力:https://www.nikki.ne.jp/rd/174817/
2025年卒業予定登録学生会員に対し、2023年4月13日~2024年3月21日に行った「みん就(旧:楽天みん就)」上でのWebアンケートおよび、みん就(旧楽天みん就)主催の就職イベントでのWebアンケート・紙アンケートでの結果に基づきます。
”いのちを支える”
産業のプラットフォーマーを目指す
ニッセイ情報テクノロジー様についてご紹介ください。
牧野さん:当社は、日本生命のIT戦略を担う会社として1999年に創業され、今年で25周年を迎えました。以来、日本生命の情報システム構築で培ったノウハウを活かし、一般マーケットへもビジネスを展開しています。システム開発にとどまらず、コンサルティング事業なども行い、全社の売上げのうち4割以上は一般マーケット向けのビジネスが占めています。積極的にITマーケットを開拓し、そこで得た知見を日本生命グループ全体へ還元することで、さらなる発展に貢献しています。
谷垣さん:当社は、保険・共済、年金、ヘルスケアといった“いのちを支える”産業にITで貢献していくことが使命であると考えています。社会や生活の基盤となるサービスを提供するプラットフォーマーを目指したい、そんな想いを持ち、新たな価値創造に社員一丸となって取り組んでいます。
現場社員が直接
”リアルな声”を届ける
25卒向け採用活動で新たに取り組まれたことがあれば、教えてください。
牧野さん:当社では、学生のみなさんがシステム開発の上流工程やプロジェクトマネジメントを疑似体験することができる1DAY仕事体験イベントを開催しています。25卒からは採用担当者ではなく、実際に現場でシステムエンジニアとして活躍する社員が解説を行う形式に変更しました。現場の社員が“リアルな声”を届けることで、学生のみなさんにより深く、システム開発について理解していただくことが狙いです。ぜひ、ご参加いただき、業界研究に役立てていただければ幸いです。
「社会に役立つ仕事ができそう」で2位にランクインされていますが、実際はいかがなのでしょうか。
谷垣さん:私は採用部門に来るまで、企業年金システム開発や医療機関向けコンサルティング、医療機関・自治体向け営業を経験してきました。中でも印象に残っているのは、企業年金システム開発です。企業年金とは、従業員の退職後の生活のために企業が支払う年金のことで、いわゆる退職金制度のひとつです。私たちは、この企業年金を提供する仕組みをシステムで支えています。プロジェクトを通して、人生100年時代と言われる世の中で、リタイア後の人々の豊かな暮らしの一端を私たちのITが担っていると分かり、社会に貢献している実感がわきました。
牧野さん:私は介護保険のウェブシステムで開発経験があります。自分たちが作成したウェブページをリアルタイムで何千、何万もの人たちが利用しているのを見る機会がありました。日本が抱える“介護”という社会課題に、自分が携わったシステムを通じて貢献できているということを肌で感じることができました。
「人と向き合うIT」を掲げておられる貴社ですが、それを実感したエピソードはありますか。
谷垣さん:ヘルスケア領域で営業をしていた時代、データ分析ソリューションの営業をしていました。医療機関向けのデータ分析分野での実績があり、そのノウハウを用いながら、自治体に何度もご提案。しかし自治体のみなさんは、データ分析の重要性は認識しつつも、なかなか受注に結びつきませんでした。そこでお客様と対話を重ね、システム導入に抱える不安や問題を突き止め、解決できるようなご提案を試行錯誤しながら考えました。受注まで1年以上かかりましたが、「人と向き合う」ということを大切にし、お客様にも満足していただける結果になりました。
人財育成の専管組織が
成長をバックアップ
「教育研修が充実していそう」で2位にランクインされていますが、どのような点が評価されたとお考えでしょうか。
谷垣さん:社員一人ひとりが「専門性」を追求し、プロフェッショナルとして成長できるよう体系的な育成プログラムを提供しているという点ではないでしょうか。そんな当社の取組みが採用活動を通して学生さんにも伝わったのだと考えています。例えば入社からの5年間は、一人前のシステムエンジニアになるまでの大事な「基礎固め期間」として手厚く育成しています。社会人としてのビジネスマナー、そしてシステムエンジニアとしてのプログラミングスキルやIT基礎知識を習得する期間を設けています。「基礎固め」ができたら、その後は専門性を伸長させ、真のプロフェッショナルとして活躍できるよう、目指すキャリアパスに沿った研修カリキュラムを用意。求められるスキルや到達水準を明確に提示しているため、目標を持って取り組むことができます。
人財育成の専管組織があると伺いましたが、どのような活動をしているのでしょうか。
谷垣さん:創業当時から実践してきた社員の成長を支援するさまざまな取組みをさらに発展させることを狙って、2020年度に人財育成の専管組織「NISSAY ITアカデミー」を立ち上げました。業界のトレンドを把握しながら、世の中や現場のニーズに合った研修を企画・立案しています。現在では130コース以上のカリキュラムを提供し、専門的なIT知識・新技術に関するスキルに加え、ビジネススキル、マネジメントスキル等を養う幅広い研修が受講可能です。そのほか、資格報奨金制度やビジネススクール派遣等を通じて社員の自己研鑽も支援しています。
特に若手社員に対して、教育や研修で力を入れていることはありますか。
牧野さん:最近では、若手社員のキャリア形成サポートに力を入れています。事業部の垣根を越えた上司・先輩が相談役として定期的な面談を行い、業務で悩んでいることや今後のキャリアに対しての不安についてヒアリングやアドバイスを行っています。結果として、若手層のキャリアに対するイメージアップだけでなく、社内での人脈形成にもつながっています。
学生時代にITを学んだことがなくても、応募しても大丈夫でしょうか?
牧野さん:当社では、学生時代にITに関わったことがなかった社員も多数活躍しています。システム開発というと、プログラミングをイメージされる方が多いかもしれませんが、実は私たちの仕事はそれだけではありません。お客様の要求を分析してソリューションを提案したり、プロジェクトが円滑に進むようマネジメントしたりなど、幅広い業務があります。そのため必要とされるスキルも多岐にわたりますので、学生時代のIT経験の有無にかかわらず採用しています。さらに入社後は先ほどお話した通り、IT人財として成長していけるような体系的な人財育成プログラムを用意していますので、安心してご応募いただきたいです。
人と会社、そして自分と向き合い、
進む道を見つけてほしい
新卒採用においてはどのような特徴がありますでしょうか?
牧野さん:私たちは採用活動の場でも「人と向き合う」ということを大切にしています。実際に、面接の場面では、1対1で1時間じっくりと対話する機会を設けています。昨今、タイムパフォーマンス、いわゆるタイパを重視する傾向にあると聞きますが、面談などのようなシーンでは変わらず時間をかけてお互いを分かり合うことが重要であると考えています。今年、内定者の方に対して「1時間の面談はどうでしたか?」と意識的に質問するようにしています。内定者の方からは「自分が評価されるだけでなく、こちらからの質問にも丁寧に答えてくれるところに社員の人柄を感じ、会社への理解が深まりました」という声がよく聞かれました。相互理解という意味合いでお互いに納得したうえで入社してくださる方が増えた印象ですね。
最後に学生のみなさんにメッセージをお願いできますでしょうか。
谷垣さん:就職活動において重要なことは、自分の意思で進む道を決めることだと思います。自分で選ばなければ、入社した後のキャリアを考えるのが難しくなるのでは?と思うからです。就職活動のこの時期に、自分の人生に向き合い、考えるチャンスと捉えて、頑張っていただきたいです。
牧野さん:就職活動は社会を知る絶好の機会です。後の人生にとって、よりよい選択をするためにもじっくりと時間をかけて会社や社員に会ってみてください。その経験が自身の知見や視野を広げるきっかけになると思います。その中で新しい「自分らしさ」の発見もあるかもしれません。みなさんが自分にあった会社と出会えることを心から応援しています。
今回インタビューを
受けて下さった方
谷垣 恵子さん
ニッセイ情報テクノロジー株式会社
ヒューマンリソース部 上席スペシャリスト
牧野 寛之さん
ニッセイ情報テクノロジー株式会社
ヒューマンリソース部 チーフ