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設問:書店に足を運び、思ったことを500字程度でまとめてください(全角)
多くの書店に行く中で、書店は「地域の縮図」だと思うようになった。入口にその地域のニーズに合った本が多く並べられている工夫に気付いたためである。 人口増加で注目される千葉県流山市の大規模書店は、「親子が
楽しく学べる場」だと考える。子どもに馴染みやすい図鑑や絵本が、入店してすぐに読める配置になっている。また、知育おもちゃで楽しく遊んでいる親子の姿が印象的だった。この店舗は、「幼稚園・小学生の子どもに、のびのびと育ってほしい30代の両親」をメイン客層の一つと捉えているのではと推察する。 逆に、新宿の紀伊國屋書店は、「学術書の宝庫」だと考える。ビジネス系の専門書や学術書が入り口付近に置かれていた。実際に私も、近隣の書店では見つけられなかったヨーロッパ政治の本に出会ったことから、中東欧の政治に興味を持つきっかけとなった。また、レジには、ビジネスマンの方が並んでいた。「一つの専門分野に特化して学びたい大学生や会社員」が多く来店されていると考える。 数多くの書店に行った経験から、地域ごとのニーズを把握し、工夫することが、来店者数の増加に必要だと考える。だからこそ私は、読者が限られている児童書や学術書であっても、地域のニーズに沿った流通展開で、読者層を増やす取次事業に携わりたい。
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エントリーシート記入時に注意した点やアドバイス