- 2019年8月下旬
- 東京都
- 1日間
ES
提出締切時期 | 2019年7月上旬 |
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大きな話題を呼んでいる香港デモが私に大きな変化をもたらした。この出来事は、中国本土への容疑者引き渡しを認める条例に反対し、香港人としての権利を主張するものであった。私がこの出来事を選んだのには二つ理由がある。一つ目は、同年代の声が政府を動かした事に強い衝撃を受けたからだ。今回のデモは、香港人口の三割以上が参加し、特に大学生はもちろん中高生も多く、十代が目立った。私はその光景に意味もなく涙が出た。同年代が社会に屈さない反骨精神を持ち、戦っている姿を見て自分のちっぽけさを感じたのだと思う。二つ目は、自由とは何かを考えさせられたからだ。今回の一連の流れは、SNSを通して世界に届くようになっている。けれども情報操作がなされている国では都合良く情報が書き換えられていると感じた。私は日本という守られた国の中で、表現の自由を学ぶ機会が少ないからこそ、今回の香港デモから日本の素晴らしさを再認した。
私は目標に向けてやり遂げた経験が一番の成果と言える。日本の存在価値を高める仕事を将来する為、多文化理解が不可欠だと考えた。そのため留学中は人文系の授業や、米国社会における多様性関連の博物館を訪れた。特に文化人類学の授業プロセスは私の血肉となった。単位獲得まで二つの大きな障壁があった。一つ目は、履修要件を満たす為に先行履修が必須で、限られた留学期間では不可能だった事だ。しかし意図を学部長に誠心誠意伝え、最終的に許可を頂いた。二つ目は、進度もレベルも高く、付いて行くのに精一杯だった事だ。予習をこなしていたが、クラス内テストでは、十点中良くて四点しか取れない時期が続き、意気消沈していた。けれども絶対に諦めないという強い気持ちで自分を鼓舞し、課題を考察した。そこで自分が淡々と予習していた事に気付き、能動的に動く事を決意した。新たに単語一覧を作成し、インプットする事や、オフィスアワーを活用し疑問点を無くす事、スタディーグループに参加するなど自分から行動を起こした。その結果、テストでは九割を切る事がなくなり、深い理解ができた。今後も能動的に動く姿勢を継続し、より優れた自分を目指し邁進していきたい。
まだ就活を始めた時期で何が正しいのか分からないと思います。私もそうでした。その時は、先輩などで就活を経験してきた人にESを見てもらうといいと思います。