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設問:現在取り組んでいる研究テーマについて教えてください。
私の研究テーマは〇を用いた蓄熱材料の作製です。蓄熱材料は熱を必要な時に取り出すことのできる便利な材料です。また、〇のような低融点金属を材料として用いることで、幅広い作業条件で利用できるほか、熱伝導率が
高いのも利点です。実用化の例として、工場の廃熱利用や建物の冷暖房、植物の生育・保存等が挙げられます。本研究の課題は、蓄熱材料が固体から液体に融解する際にその液体が周囲に拡散されてしまうことです。これを解決するために、蓄熱材料の表面を〇で均一に覆う構造を作製します。〇は物性面、加工性において安定しており、蓄熱材料と化学反応を起こさずに材料の一部として機能します。また、作製した試料の構造解析を行い現在の段階では蓄熱材料の一部が〇で覆われている構造になっていることが分かりました。今後は、さらに高い性能を目指して実験条件を変更し実験を進める予定です。
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設問:技術系資格(CAD利用技術者試験、設計経験、等)・プログラミングスキル(基本情報試験、python(3年間)、kaggle(銅メダル))・その他資格(語学力、学会発表歴、等)について教えてください。300字
留学経験と学会発表経験
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設問:自由記述
私は3か月間、マレーシアでの留学中に研究を行い、その成果を国際学会で発表しました。留学を決意した理由は、新しい環境で研究を行い、人生の視野を広げたいと考えたからです。留学先の大学で行った研究は、元々自
分の大学で行っていた研究とは全く異なる内容でした。このような状況下で、限られた3か月間の中で実験を行い、解析を進めるため、以下の2つに取り組みました。①英語力を上げるために自分の研究に関連する英語論文をまとめ、実験方法や材料、専門用語を学びました。②現地の学生と積極的にコミュニケーションを取り、研究に関する意見交換を行い、より良い結果が得られるよう努めました。その結果、自分の研究内容を正確にスライドにまとめ、学会で英語による口頭発表を行うことができました。この経験を通じて、慣れない環境下でも周囲と意見を交わし、新しい考えを学びつつ、最後までやり遂げる力を身につけました。